サプライズの先には、イースターと銀貨とエリザベス女王

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イエス・キリストの復活を祝うイースターを迎えたイギリス国内では、

この復活祭をお祝いするためのイベントが各地で開催されていました。

キリスト教の家庭では、庭先でエッグハントを楽しんだり、ローストサンデーと呼ばれる丸鷄やラム肉などの

オーブン料理を囲むのが伝統的な過ごし方です。

今回はイギリス国教会のエリザベス女王をはじめイギリス王室がどのようにイースターを過ごされるかご紹介します!

 

エリザベス女王と過ごすイースター

通常、王室ファミリーはロンドンのバッキンガム宮殿から車で約1時間ほどの距離にある

ウィンザー城でイースターをお祝いします。

また、イースターサンデーにはこのお城近くの聖ジョージ礼拝堂にて執り行われる日曜礼拝に参加され、

この際にエリザベス女王は礼拝に参加した地元の子どもたちから春の花々を束ねたブーケを受け取られるのが習慣になっています。

イギリス女王(国王)から贈られるイースターの特別な銀貨

イエス・キリストが十字架に架けられて、一度天に召されたとされる聖金曜日をグッド・フライデーと呼び、

このグッド・フライデーの前日の木曜日は『Maundy Thursday』(マゥンディー・サースデー)です。

この日はイエス・キリストが十字架にかけられる前日に貧しい人々の足を洗ったことを記念した日「洗足日」となっています。

イギリスでは、13世紀から続く洗足日を記念した『Maundy money』の儀式に、

イギリス国王または女王が毎年参加します。

その際の儀式では『Royal Maundy money』と呼ばれる洗足日救済金が配られるのですが、

この『Royal Maundy money』は、王室が選んだその年の女王または王の年齢と同じ数だけの

年輩の人々にのみ贈られる特別な銀貨となっています。

また、現代のように特別な銀貨のセットが贈られるようになったのは、チャールズ二世以降だとされています。

2017年の『Maundy Money』の儀式には、エリザベス女王とフィリップ殿下が参加され、

イギリス中部に位置する歴史ある都市レスターにあるレスター大聖堂で行われました。

この時の儀式では王室にて選ばれた91人の男性と91人の女性市民にエリザベス女王より特別な銀貨セットが手渡されました。

儀式に参加した人たちの声をご紹介

“It’s been such a wonderful occasion – she’s amazing because she smiled at every single person and then spoke to the children at the end.”

“I thought ‘She’s just incredible, a wonderful woman’.”

“I got a surprise letter four months ago and I couldn’t believe it, it was such a wonderful surprise”

 

引用元:http://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/13/smiling-queen-charms-maundy-money-recipients-leicester-cathedral/

「光栄な出来事で夢のようです。女王陛下は一人ひとりに微笑みかけ、最後に子どもたちに話しかけておられました」

「女王陛下は驚くほど素晴らしい方です」

「私は4ヶ月前に信じられないような手紙を受け取りました。それは素敵なサプライズでした」

最後に

幸運にも選ばれた人々からのコメントとともに、エリザベス女王とフィリップ殿下をはじめ儀式に参加された人々の笑顔を見ると、

自然と私の口元も上がり、ニコニコしながらこの記事を執筆しました。

イエス・キリストの復活を祝うため、人々に富の一部を分け合う『Royal Maundy money』。

慈善事業やボランティア活動が浸透しているイギリスを象徴する一つともいえるかもしれませんね。

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