偉大な公爵、フィリップ殿下が決めた潮時

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偉大な公爵、フィリップ殿下が決めた潮時

 

2017年、日本では天皇陛下が生前に天皇の位を皇太子に譲る「譲位」のご意向を示されていることが話題になっています。

 

ここイギリス王室では、2017年5月にフィリップス殿下が全ての公務から引退されることを示しました。

その引退理由は「年齢による潮時」とされていますが、フィリップ殿下のご年齢を考えると納得の一言。

なぜなら、フィリップ殿下は今年6月の誕生日を迎えると96歳を迎えます。

 

ギリシャ王国出身のフィリップ殿下は、18歳の夏にダートマスでエリザベス妃と出会い、

王室内からの反対意見がある中、ギリシャならびにデンマークの王子の地位を放棄した後、

26歳でエリザベス妃とご成婚。

 

エリザベス妃がイギリス女王の座に着いた時、

その夫であるフィリップ皇太子には共同当時者としての地位を意味する

『Prince Consort』の称号が与えられることはなく、

屈辱的な思いをしたとも言われています。

 

そんな境遇のなか、エリザベス女王から「唯一無二の人」として心を許す存在とされ、

また女王の一歩後ろを歩み続ける殿下は、女王から絶大な信頼を得ています。

 

そんなフィリップ殿下は2017年の8月をもって

70年の公務を終えようとしています。

 

637の国を訪れいるフィリッップ殿下は、1975年に5月に英国君主初の公式日本訪問として

エリザベス女王と共に日本を訪れています。

 

実はこの訪問より30年ほど前、第二次世界大戦の終戦後、

日本が降伏文書に調印するときにフィリップ殿下は当時、

先任将校として英国海軍の駆逐艦に乗船して東京湾に停泊していたこともあります。

 

偉大なフィリップ殿下の功績を讃えるのに忘れてはならないのが、チャリティー団体での活動です。

 

フィリップ殿下は800団体の慈善団体や協会の創業者ならびに後援者としても活躍し、

その活動によって250万人以上のイギリス国民に援助の手を差し伸べています。

 

なお、フィリップ殿下は世界自然保護基金の初代総長を務めています。

写真は、世界自然保護基金創立50周年を記念した英国50ペンス金貨

 

かつては「移民の夫」とも呼ばれたフィリップ殿下ですが、

今日ではその敬称が女王とイギリス王位に決して相応しいものではないと、

イギリス国民は思っていることでしょう。

 

 

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